「自己肯定感ほしい」って言う人、めっちゃ多いよね。
でも、その時点でだいたい勘違いしてる。
自己肯定感は、才能とか、デカい結果とか、特別な実績とかじゃないの。
ほんとにただ、「やろうと思ったことをやったかどうか」だけ。
え、そんなことで?って思うでしょ。
でも、マジでそれしかない。
洗濯でもいい。
LINE返すでもいい。
「やろうと思った私」に「ちゃんと応えた私」がいる。
この繰り返しが「自分を信じられる力」になるんだよ。
自己肯定感って何?って思ってた頃の私
「自信あるよね」って言われるたびに思ってた。
「いやいや、そんなもん全然ないけど?」って。
私はずっと勘違いしてた。
「結果を出せたら自信がつく」
「人よりできるから自己肯定感がある」
そう思ってた。
でもその考え方って、めっちゃキツいんだよね。
だって結果が出なかったら即アウト。
「私ってダメ」って自動的に判定されちゃうから。
常に、合格ラインギリギリのテストを受け続けてるみたいなもん。
赤点取ったら即死、みたいなルール。
そりゃしんどいよ。
でもさ、そのルールって自分が勝手に作ってるんだよね。
誰もそんなこと言ってないのに、自分で自分に点数つけて、自分で首しめてる。
自己肯定感が低い頃の私は、完全にそのループにハマってた。
「やろうと思ってたことをやる」だけで、自己肯定感は上がるらしい
そこで心理学に出てくるのが「自己効力感」。
カタい言葉だけど、意味はシンプルなんだよ。
「私は、やろうと思ったことをちゃんとやれる」
これがあるかないかで、人生の感覚がガラッと変わる。
たとえば、歯を磨こうと思って磨いたら、自己効力感が1上がる。
机に5分座って参考書を開いたら、また1上がる。
めっちゃ小さいけど、積み重なるとデカい。
逆にどんなに大きな結果を出しても、「やろうと思ってたのにできなかったこと」が溜まると、じわじわ自分を信じられなくなっていく。
つまり、自己肯定感って「誰かに褒められる」とかじゃなくて、
「自分に嘘つかない」ことから生まれるんだよね。
「完璧にできた」より「やれた」の積み重ねが、効く
ここでよくある勘違いがコレ。
「ちゃんとやらなきゃ意味ない」
「完璧にできて初めて自信になる」
いやいや。逆。
完璧じゃなくていい。やれたかどうか。
- 洗濯した
- 水飲んだ
- 机の上片づけた
これで十分なんだよ。
なんなら「とりあえずPC開いた」で合格。
だって「行動した事実」は残るから。
失敗しても、途中でやめても、「ゼロじゃなかった」って証拠が残る。
筋トレだってそうでしょ。
毎日1回だけやるほうが、100回やって三日坊主になるより強い。
「続いてる私」って感覚がつくから。
結果は後からついてくる。
でも「やった事実」は、その日のうちに自分を支えてくれる。
私がやってる「ちっちゃい自信回復リスト」
ちなみに私が最近やってるのはこんなレベルです。
- ブログ書けなくても「構成だけ出した」
- 野菜切った
- アイロンかけた
- ポートフォリオを1個直した
- スケジュール帳をちょっとだけ埋めた
これで「今日もゼロじゃなかった」って思える。
ゼロの日を作らない。それだけ意識してる。
大事なのは「やったことを自分で認めること」。
人から見たら「それのどこがすごいの?」って思うかもしれない。
でもいいんだよ。
自分が「やろうと思ったこと」を「やった」。
それだけで十分。
さいごに
自己肯定感は、大きな挑戦や特別な才能から作るもんじゃない。
日常の小さい行動を裏切らないこと。
「今日なにもできなかったな…」って日でも大丈夫。
水飲むとか、机片づけるとか、それでいい。
それが「自分を信じられる最初の一歩」になるから。