新しい職場って、なんか居心地が落ち着かないよね。
みんな優しそうだし、誰も怒ってないし、何も言われてない。
なのに──
「見られてる気がする」
「評価されてる気がする」
「ダメ出しされてそう」
って、ずっとソワソワしてる。
気づいたら人の目ばっかり気にして、家に帰るとヘトヘト。
……これ、別にあなたがビビりすぎてるわけじゃない。
ちゃんと理由があるんです。
見られてる気がする理由①:繊細センサーが全開だから
HSPだったり、毒親育ちだったり、自己肯定感低めだったりすると、「空気を読む」「相手の顔色を察する」って、命を守る術だったでしょ。
だから、人のちょっとした仕草や表情に、即反応しちゃう。
- 上司のまばたきの速度
- 隣の人の咳払い
- ちょっと詰まった会話の空気感
これら全部が、あなたの中では「危険信号かもしれない」として認識されてしまう。
でも、それって実は、「過去のセンサー」なのよ。
今はもう、戦場じゃないし、誰もあなたを攻撃しようとしてない。
なのに、その繊細センサーは、今もフル稼働中。
そりゃ「見られてる気がする」わけだよ。
見られてる気がする理由②:「評価されること」がトラウマになってる
これ、地味に根深いんだけどさ。
過去に、
- 正しさでジャッジされた
- 間違いをネチネチ責められた
- 「ちゃんとしてるかどうか」がすべてだった
そんな環境で育ったり、働いた経験があったりすると、「誰かに見られる=減点される」っていう記憶が刷り込まれちゃう。
ほんとは「見守られてる」だけでも、脳が「見張られてる!」って変換しちゃう。
そう、評価される=否定される前提になってるのよ。
これがあると、どんなに優しい人の視線も、拷問に変わるんだよね。
見られてる気がする理由③:まだ「自分の居場所」ができてない
新しい職場って、自分の「輪郭」がまだできてない状態なんだよね。
- どこまで砕けていいのか
- どのくらい距離感取るべきか
- 自分らしさ出しても大丈夫か?
これがわからないから、「誰かの視線」で自分を決めようとしちゃう。
でもね、これほんとに苦しい。
自分を他人のリアクションで決めてたら、いつまでも「安心できる場所」なんて見つからないからさ。
自分の輪郭は、自分で描くもの。
他人の顔色で引いてちゃ、いつまでも透明人間のままだよ。
「見られてる気がする」ときに効く視点
じゃあ、どうすればいいの?って話なんだけど、シンプルに言うと、こう。
「見られてる前提」じゃなくて「私は見てる側」になる。
つまり、
「私はどう在りたいか?」
「この職場で、どう過ごしたいか?」
こっちに意識を戻してくる。
人の目に合わせて生きるの、もうやめようよ。
そっちに合わせてたら、一生「誰かの脇役」で終わっちゃうよ。
主役は、自分でやるんだよ。
不安でも、震えてても、自分の足で立つしかないんだよ。
私のリアル対処法:見られてる気がしたら
私も、「あれ?なんか見られてる…?」ってザワザワした時期がある。
そんなときは、アファメーションで「自分の軸」を取り戻してたよ。
内容は…正直忘れてたけど(笑)、思い出したのはこれ。
監視解除アファメーション(例)
- 「見ててもいいよ?でも私の価値は、あなたの評価とは関係ない」
- 「私は、ここにいていい」
- 「私は自分のペースで覚えていけるし、ちゃんと成長してる」
- 「私はこの場所に、ちゃんと貢献してる」
- 「誰がどう思っても、私は私のやるべきことに集中する」
そして最後は、こう締めてた。
「今、私は『見られてる』んじゃない。『見張られてる前提』で物事を見てただけ」
そしたら、スッと力が抜けた。
その瞬間、自分を苦しめてたのが「相手の目」じゃなくて、「自分の思い込み」だったと気づけたんだよね。
まとめ:見られてるように感じるのは、「感度が高い証拠」
「見られてる気がする」って、それだけ感度が高いってこと。
ちゃんと周りを見れてるし、気配も察知できる。
悪いことじゃない。
でも、それに振り回される必要はないよ。
自分のセンサーを、今の自分に合わせて調整しよう。
過去じゃなくて、「今」の環境で大丈夫な感度に戻していこう。
そのほうが、ずっと呼吸しやすくなるし、楽に生きられるよ。